マニラ首都圏への移動の禁止と地域検疫について
とうとうこの日がやってきました。
新型コロナウィルス感染症により、フィリピンはメトロマニラへの移動を禁止を命じました。
"Land, domestic air, and domestic sea travel to and from Metro Manila shall be suspended beginning 15 March 2020 and to end on April 14, 2020 subject to daily review of the Inter-Agency Task Force," Duterte said.
メトロマニラに4月14日まで移動できないのです。ということは、メトロマニラ以外の地域に在住している人は、
国際便があるセブ等一部を除き、ほぼ国外に移動できないということになります。
ドリアン共和国ことダバオに在住している私としては、日本への帰国はメトロマニラのニノイアキノ国際空港経由です。
つまり、4月14日まで緊急のことがあっても簡単に帰国できないのです…
また、地域検疫を実施するともあるのですが、これについてダバオ市も実施するという記事が昨日出ました。
The province of La Union, the cities of Davao and Zamboanga, and the municipality of San Jose Del Monte town in Bulacan have imposed new restrictions as part of a so-called community quarantine in hopes of curbing the spread of COVID-19.
地域検疫とは何ぞやと思ったのですが、この記事にあるように
Duterte-Carpio’s order also discourages people from leaving their homes, except for when they have to come out to work, buy food or medicine, or go to the hospital.
出勤、食料や薬の購入、病院への通院を除き家にいてくださいというものです。外出禁止令とまではいきませんが…
この地域検疫を昨日私も実感しました。
食料品の買い物のために近くのショッピングモールに行ったのですが、入口のガードが手荷物検査とともに体温測定をしたのでした。
私は熱もなかったために難なくモール内に入れましたが、地域検疫ってこういうことなんだろうなって思いました。
多分今後、コンドミニアムから外出する時にガードに理由を聞かれ、モールやスーパーに入るときも理由を聞かれたりするんだと思います。
これも4月14日までの辛抱です。もちろん延長される可能性はありますが…
