ジョアン・ジルベルト没
ボサノバの大巨匠が亡くなったという情報が入って、私結構ショックを受けています。
ジルベルトさんは、1960年代に代表曲「イパネマの娘(The Girl From Ipanema)」で世界的に有名になったが、晩年は巨額の負債を抱え、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の借家で独りきりで暮らしていた。
ジョアンは数々の奇行が知られているんですが、巨額負債で借家で独居だなんて寂しい晩年だったんですね。
騙されたり利用されたりしたのかもしれません。
ジルベルトさんの伝記を記した作家のルイ・カストロ(Ruy Castro)さんは昨年、「彼はマイクの前では成功した」「しかしステージの外ではその反対だった」と述べていた。
まさにこうなんだと思います。私たちに素晴らしい音楽を届けてくれた反面、私生活は滅茶苦茶だったんでしょうね。