FXでのスワップポイント収入について(2)
FX会社で取り扱っている金利の高い国の通貨と言えば、
トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソが3大通貨でしょうね。
トルコ、南アフリカ、メキシコ、これらの国はG20の構成国である新興国11ヶ国に含まれています。
まずはトルコです。通貨はリラです。
トルコリラは元々8%という高い政策金利で推移していたのですが、ここ1年間ぐらいで政策金利が急に高くなっています。
2019年4月現在の金利は驚異の24%です。単純に考えて100万円預けると1年で24万円利子が付くのです。
デフォルト寸前なのではないかと疑ってしまうような金利の高さです。
当然、付与されるスワップポイントもとても高いのです。
トルコリラと日本円の通貨ペアはFXでは日本人に人気な通貨だそうです。
ほとんどのFX会社で取引が可能です。
次に南アフリカです。通貨はランドです。
昔から政策金利が高い通貨として知られていますが、
2019年4月現在の金利は6.75%で、現在も変わらず高い利率です。
トルコが凄過ぎて大したことなく見えてしまいますが(汗)、
日本と比較してみたら、いかに金利が高いかよくわかると思います。日本の定期でこの利率なんて存在しません。
南アフリカランドと日本円との通貨ペアはFX会社で取引ができないところを私は知らないくらい、
どこのFX会社でも取り扱っているぐらいとてもメジャーで、昔から取り扱われているようです。
通常の金融機関の外貨預金でも取り扱いをよく見かけます。当然他の外貨預金の利率よりもダントツに高利率です。
最後にメキシコです。通貨はペソです。スペインの植民地だったところはペソを通貨名にしているところが多いようです。
スペインもユーロが導入される前はペソでしたね。
メキシコペソは3%ぐらいの政策金利だったのですが、
ここ3年で政策金利が急に高くなって、2019年4月現在8.25%まで上昇しています。
南アフリカランドよりも高くなってしまいました。
FX会社ではかなりマイナーな通貨になり、取り扱っていない会社の方が多いぐらいです。
最近少しずつ取り扱いを始めたFX会社が出始めています。
これら3国の通貨を購入することで、スワップポイントをたくさんもらえることができ、
購入額が多ければ、スワップポイントだけで生活費がまかなえてしまうほどです。
ただし、そんなにおいしい話は転がっていません。
続きはまた次回書きます。