比のバナナ農園労働者が支援訴え

先ほど入った記事なのですが、こういうのがありました。

住友商事（東京）系の「スミフル・フィリピン」がミンダナオ島で経営するバナナ農園で働いていたフィリピン人の男女2人が18日、東京都内で記者会見し、現地の過酷な労働環境について説明し「労働者を支援してほしい」と訴えた。ストライキに加わった労働者が襲撃されるなど深刻な被害を受けており、今回の来日で住友商事に面会を求めたが、「現地で係争中」として断られたという。

私が現在滞在しているドリアン共和国はミンダナオ島にあります。ミンダナオ島はバナナのプランテーションがたくさんあります。

私も毎週バナナを一房買ってきて、毎日1本食べています。安いですから。

今回の記事で、日系企業の経営するバナナ農園での過酷な労働環境を改善しようと

わざわざ来日したにもかかわらず、親会社の住友商事は面会を断ったということなのです。

2人は労働組合の幹部で、農園の労働者は正規雇用ではなく短期の雇用契約を繰り返していると説明。装備や工場の換気が不十分で、化学薬品による頭痛やめまいのほか、長時間労働が多く、休みも取れない状況と明かした。

正規雇用ではなく短期雇用契約の繰り返しって、いかにも日本的ですよね。契約社員や派遣社員で切り盛りするのと同じ感覚なんでしょうね。

日本企業の悪いところです。

今回の労働者の待遇は、日本でいう外国人技能実習生の劣悪な待遇に似た感じです。

場所が日本であるかフィリピンであるかの差しかないですね。

まるで戦前の植民地だったころのような感じとも言えるでしょうか。

私としては、日系企業はこの待遇を恥と考えて改善してほしいですし、フィリピン労働者もストを打って徹底的に戦ってほしいです。