ムーディーズ、トルコの格付け引き下げ
土曜日の朝、トルコに関してこんなニュースが飛び込んできました。
14日の発表文によると、トルコの長期発行体格付けを「Ba3」から「B1」に格下げした。
格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」。
B1は投資適格級を4段階下回り、ヨルダンやギリシャ、ウズベキスタンと同水準。
投資適格級を4段階下回りってことは、完全にジャンク債ということになりますね。
これを受けて、来週の為替市場のトルコリラは一段と下がることが予想されます。
日本のゴールデンウィーク開けぐらいには17円台後半まで値下がりしていて、
最近ある程度持ち直していたのですが、明日のは再び17円台まで下がりそうです。
場合によっては、去年の8月に記録した15円台まで売り浴びせがあるかもしれません。
こんな感じなので、いくら高利率と言われてもトルコリラには手を出したくないのです。
世間のFXで外貨長期保有の人は、スワップポイント目当てでトルコリラを買っている人も
多くいるかと思いますが、いくら利率が良くても時価総額がマイナスで含み損になって、
トータルでもマイナスになってしまう危険性が高いのです。
やはり私は、安定してかつ高金利のメキシコペソで頑張っていこうと思います。
もちろん、メキシコペソの金利が低下したらその時は売却も考えますけどね。