金価格、予想通り1グラム6,000円台で推移
私が先週予言したように、金の価格は軽々と1グラム6,000円台を突破し、1月8日には6,149円を値付けました。
この日は、イランがアメリカへの報復としてイラクにある米軍基地にロケット弾を撃ち込んだ日ですね。
すわ第三次世界大戦?ということで為替も円高、株価は急落、原油価格はさらに値上がり、有事の金も当然値上がりとなったのです。
しかし、アメリカは報復攻撃はしない(制裁はする)ということで、攻撃の連鎖が避けられたので、為替や株、原油や金も落ち着いてきたかに見えました。
しかし、この土日の金価格を見てみましょう。
金 6,077円
6,000円台をキープしています。
これは金のドル建ての価格がそこまで下がっていないのに加え、円安に振れたからです。
ちなみに、日本での金価格は円安に振れたら金の価格が上がります。円高に振れたら金の価格が下がります。
さて、今後の金価格はどのようになるでしょうか。
中東情勢の緊張はいったん緩むことにはなりますので、金価格は若干下がると思いますが、
世界中で金融不安がくすぶっているように思えますので、金価格はそこまで下がらず、長期的には今の価格を超えると思っています。
ですから、資産として金の現物を保有している人は、よっぽどのことがない限り手放さないことをお勧めします。