不動産投資について(2)
前回に引き続き、不動産投資についてです。
私は自分の引っ越し先を探すと同時に、私の資金でキャッシュで買える収益物件を探し始めました。
当時住んでいたアパートに退去通告を出して以降、時にはネットで、時には不動産会社をめぐって物件を手あたり次第探し回りました。
ここで気付いたことなのですが、
CM等で宣伝をしているようなところも含めて、
ほとんどの不動産会社って賃貸しか取り扱っていなくって、売買は取り扱っていないんですね。
売買については、不動産売買を業務にしている不動産会社の、専門の担当者しか実務ができないようです。
ですので、不動産会社に飛び込みで情報収集していたのですが、得られる情報は賃貸・売買のどちらか一方です。
ちなみに、この時1ヶ月で合計40社回ったのですが、両方の情報が得られたのは1社だけでした。
賃貸の方は、条件が合う物件がほとんどなく、ほとんどの不動産屋で話をしても空振りに終わりました。
でも、大家に確認して条件を合わせてくれたりしてくれたところもあり、偶然も重なり引っ越し先は無事見つかりました。
売買の方は、ある不動産会社の担当者がちょうど不在で、条件だけ別の担当者に伝えたのですが、
翌日、その当時私の住んでいたアパートのポストに封筒が投かんされており、
封筒の中には収益物件の情報が入れてありました。
ただ、その封筒には切手が貼ってありません。つまり、担当者はアパートまで尋ねに来ていたようでした。
こういうやり方をされると、この会社はお客に対して本気で取り組んでいるんだなって思えるようになり、
自然にその不動産会社にお願いしようかなって思えるので不思議です。
それで、もらった情報と私の収益物件に対する基準と照らし合わせ、条件に合致した物件が1つだけあったので、
その物件を買うことにしたのでした。
物件はワンルームで最寄駅から徒歩9分、築12年の分譲賃貸物件でした。
価格は400万円程度だったのですが、この程度の額ではローンは組めませんし、当時の私は現金決済主義でしたので、
当然キャッシュで買いました。
そして、物件購入の手続きを一通りしたのですが、
一般的な人がマイホームを購入する時と同じように、手付金を払い、重要事項説明を受け、
銀行の一室で司法書士立会いのもと買主との購入の決済もし、後日権利書も手に入れました。
全てが初めてのことだったので、とても新鮮な経験でした。
それでは、また次回。